2012-01-27
2012-01-27 QDDについて
皆さまは「なぜこのサイトが上位表示されているのだろうか?」と、疑問を感じてしまうようなマイナーなジャンルの小さなサイトが上位表示されている状況を目の当たりにした経験はございませんでしょうか。そういった状況下においては“QDD”と呼ばれる検索アルゴリズムが働いている可能性があるのです。
<QDDとは?>
QDDとは(Query Deserves Diversity)の略称です。これはユーザーの検索意図のあいまいなキーワードにおける検索に対し、様々なタイプのページを結果として表示する為の検索アルゴリズムであると言えます。
つまり、多様な検索意図を有する検索キーワードにおいて、ジャンルの偏ったWEBサイトばかりが表示されていたのでは、ユーザーにとっての検索エンジンの利便性を著しく低下させてしまう状況につながりかねないのです。
QDDはこういった状況を回避するための検索アルゴリズムなのです。
<「チューリップ」と検索してみると>
上記の説明だけではQDDのイメージが湧きにくいと思います。
なので、QDDとはどんなものかを説明するためにここで実際に「チューリップ」と検索してみます。すると、検索結果として
・チューリップ(バンド)についての情報サイト
・チューリップ(花)についての情報、販売サイト
・チューリップの名の付く企業のサイト
など、多種多様なジャンルのサイトが表示されているのが分かります。
これは「チューリップ」といった検索キーワードが多くの検索意図を内包しており、検索エンジン側が検索者の意図を汲み取ることが非常に難しいため、“ベストな解答”を提供しにくい状況であると言えます。
つまり、「チューリップ」と検索する人の中には花のチューリップに関する情報を求めている人と同時にバンドのチューリップについて調べようとしている人などが併存しており、全く目的の異なる多種多様な情報が同時に求められているといった状況にあるわけです。
逆に「チューリップ 球根」など、先ほどに比べて具体的なキーワードで検索される場合は、検索者がチューリップというキーワードの中でも、あくまで花のチューリップに関しての情報を求めているというのが一目瞭然だと思います。自然と検索結果も花のチューリップに関しての情報が中心となります。
これらの事例から分かる様に、検索エンジン側はQDDによって検索結果に様々な選択肢を用意して、ユーザーにとっての利便性を常に高めているのだと言えるのです。
つまり、QDDとはユーザーの多様な検索意図に応えることを最優先とするアルゴリズムであり、上記の「マイナーなジャンルの小さなサイトが上位表示されている状況」というのは、このようなからくりが関係して引き起こされていることがあるわけです。
このように、QDDアルゴリズムが働くことによって、多様な検索意図を含むビッグキーワードで対策する場合、ジャンルの異なるサイトに被リンクやキーワード関連性といった一般的な上位表示基準で相対的に勝っていたとしても、検索結果の多様性を優先されることで上位表示できない場合があります。ビッグキーワードでの対策をお考えの場合、このようなリスクもありうることをご認識いただければ幸いです。
詳しくはこちらのサイトをご参照下さい。
◆QDD(Query Deserves Diversity)とは? Googleが2位以下に出すのは様々なタイプのページ
http://www.suzukikenichi.com/blog/what-is-qdd/
◆グーグルの検索結果に見える「QDD」アルゴリズムの姿 | Web担当者Forum
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2008/06/05/3243